数年前 出逢った
松之山の桜

雪の季節

待ちにまった春が
来て

夏の 青々とした
木の葉が風にそよぐ

実りの秋
散る秋

そして
また
冬がやってきた

雪融けのときに気付いた
悲しくも折れてしまってた
さくらの木

枯れずに
折れた枝まで
さくらの花を咲かせた
奇跡に感動。

夏がまた来て
変わらず
青々と繁り折れたことも気にせず
風にそよぐ緑

そして 冬がきた。
伐らずに
置いてくれてありがとう
今年も咲いてね
魅せてね
楽しみにして 待ってる。
数年前から出逢った 桜は
一生懸命でいとおしい存在
また花を咲かせたとき
感動するんだろうな
用意された街中の楽しみもいいけど
当たり前の小さな変化を
春夏秋冬を眺める楽しみ
季節を目で見て感じ
その恵みを味わう 楽しみ。
そんな暮らし
いいよね
共有したいよね
って 思うようになった最近。