先日 松之山温泉で
宿で宴会中に買い出しに来られた
お客さんに尋ねられたんです。

『松之山で名所ってどこですか』
『大厳寺高原、雪積もってきれいですよ』
『美人林、ブナがきれいですよ』
『今の時期、それくらいかなあ』
『・・・』

私たちもそのお店で
たこ焼きパーリイ中だったんですが
たち も
ってことで
数人がその場に居合わせたんですけど。
(ここから私の心の声)
私、松之山愛してるんだよね?
ここに住みたいんだよね?

ここの魅力を多くの人に
知ってもらいたいんだよね?
大地の芸術祭中じゃなくても
観光シーズンじゃなくても
雪降るか降らないかの微妙なときだって
それが できないで
愛してるって言えんのか?
『どちらから来られたんですか?』
同じ千葉から、
それも一駅隣の住まいの人だった
よっしゃ!
話がやっぱ弾む。
温泉目当てで
レンタカー会社のツアー案内に
松之山温泉があったらしい
お昼は伊香保温泉に寄られたそうな。
『お泊まりのお宿は?』
『和泉屋です』

温泉
日本三大薬湯のお湯の良さは宿で
実感されているだろう
知らない間に自分の口が喋り出した
『お客さん(なぜお客さん?)、
その宿は
昔の温泉宿の頃からある老舗宿なんですよ』
(どちらの宿も温泉を
掘り出した時期は違えど
大概そうだとは思うんですが)
『そうなの?なんでそんなこと知ってるの?』

『松之山が好きで
ここの歴史について学んだんです』
(おいおいはっきり言ったよー、自分)

『やっぱ、オススメは美人林です。
今の時期本来積雪で行けないのですが
まだ降ってないのでこんな(写真を見せる)
景色が楽しめますよ、ラッキーですね』
『おお、そうなんだ、明日寄ってみます』
行ってくれたかはわからないけど
今の仕事での接客の経験と
好きな場所への知識合わさって
人に魅力を伝えてる
自分のなかで 大事に濾過して
もっと自分の好きな松之山を
発信していきたい。

人に発しながら
ロシアンたこ焼きに
マスタードを詰めて笑い転げながら
土地の方たちと笑いあって
たこ焼き食べてる
このぬくもり…
も 好きなんだな。

自分の心も再確認した
日本三大薬湯 松之山温泉での
楽しい夜でした。